愛の岐路 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ターニャとレイフが結婚して、もうすぐ二年。燃えさかる情熱で結ばれたはずなのに、ターニャの不満はつのる一方だった。レイフが妻に求めているのは、ベッドで果たす役割だけ。心を開いて語り合ったことは一度もない。わたしは彼にとって、ただの所有物なんだわ。レイフへの思いに変わりはないけれど、このまま人形みたいに生きていくのはいやよ!真実の愛を求めて、ターニャはついに立ち上がった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダーシー,エマ
フランス語と英語の教師、コンピューター・プログラマーを経験したのち、ロマンス小説の作家に転進。豪ニューサウスウェールズ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ドクターと悪女 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、モリーのもとに一本の電話がかかってきた。両親が交通事故に遭い、父は即死、母は重体だという。母の看病をするべく、モリーは故郷に帰る決意をした。十一年前に飛び出したきりの、あの町へ…。そこでモリーを待ち受けていたのは、元恋人ダンとの再会だった。驚くべきことに、ダンはモリーの母の主治医だというのだ。いい加減なプレイボーイだった彼が、町中から尊敬されるお医者様?しかも母の主治医だなんて。モリーの胃がきりきりと痛んだ。ダンは勘のいい男だ。医者とはいえそばにいられては困る。十一年間守り続けた秘密を、彼にだけは知られるわけにいかないのに。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スペンサー,キャサリン
三十数年前にイギリスからカナダのバンクーバーに移り住む。英語の教師からロマンス作家に転身。カナダ人の男性と結婚し子供にも恵まれ、現在は孫もいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
熱く危険な夜に (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
囮捜査官のミック・ドーソンは、ある日、街を行くひとりの女性に強く惹かれるものを感じた。二週間後、彼女が宝石店に入っていくのを見た彼は、知り合うきっかけをつかみたくて、あとにつづく。店内で、ふと異変を感じたときは、遅かった。強盗だ!自分の体を盾にして彼女を守ったミックは肩に銃弾を受けた。その女性デルが彼の看病を申し出たのがきっかけで、ふたりは、めくるめく歓びの世界に踏み入っていくが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フォスター,ローリー
彼女の作品はニューヨークタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストにたびたび登場。愛に対する確固たる信念をセクシーな作風と切れ味のいい文章で表現し、読者の支持を得ている。高校時代からの恋人と結婚し、三人の息子とともに米オハイオ州に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
かたくななレディ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
リバティーはわが身の不運を呪った。恋人の浮気現場を目撃したうえに、今度は不注意な運転の辞で最新型のメルセデスベンツと接触事故を起こしてしまったのだ。車から降りてきた男性は、弁償するという彼女の連絡先もきかず自分の名刺を渡すと、さっさと立ち去ってしまった。いったいどういう人なのかしら?疑問はその夜すぐに解けた。父と出かけたロンドンの高級ナイトクラブで、あの男性カーターが有名モデルと親しげにしていた。彼はここの経営者で、ロンドンの半分を手中に収める人物だという。彼女に気づいたカーターは、大胆にも誘いを仕掛けてきた。「もしディナーにつきあってくれたら、保険のことは忘れよう」。
内容(「MARC」データベースより)
恋人の浮気現場を目撃した上に、不注意な運転で接触事故を起こしてしまったリバティー。弁償するという彼女の連絡先も聞かずに立ち去ってしまった相手の男性は、高級ナイトクラブの経営者だった…。
プロヴァンスで恋を (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ケイトリンは目の前の建物を見て呆然とした。看護師だったころの患者マードに別荘を遺贈され、イギリスからプロヴァンスに移り住むことにしたのだが、電気も通っていない古めかしい家で、とても住める状態ではない。そのとき、後ろから男性の声がした。マードの友人レイだ。フランス在住とは知っていたけれど、近くに住んでいたなんて。レイはケイトリンが別荘を贈られたことを露骨に怪しみ、彼女をマードの愛人だと決めつけた。なんて失礼なの!それでも彼は、ここには泊まれないから、自分の屋敷に来るようにと言ってくれた。
内容(「MARC」データベースより)
看護師だったころの患者マードに別荘を遺贈されたケイトリンは、プロヴァンスにやってきた。だが、その家はとても住める状態ではない。そこへ、マードの友人レイが現れ、自分の屋敷に来るようにと言ってくれたのだが…。
誤解に満ちた出会い (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
悪路に車を走らせていたジョアンは、急ブレーキをかけた。行く手に男が立ちはだかったのだ。男はいきなり運転席のドアを開け、彼女を手荒に車から降ろすと、武器を隠しているはずだと身体検査を始めた。あげくに、おまえは連中の情婦だろうとののしった。でも、乱暴な言葉遣いのわりには良家の出身者特有のアクセントがあるし、着ているものも上等だ。ジョアンは人違いだと必死に訴えた。「寝返るべきだな。ぼくの情婦になるほうがずっと有利だ」。男は耳を貸そうともせずに言った。
内容(「MARC」データベースより)
悪路に車を走らせていたジョアンは、急ブレーキをかけた。行く手に男が立ちはだかったのだ。男はいきなり運転席のドアを開け、彼女を手荒に車から降ろすと、武器を隠しているはずだと身体検査を始めた…。
欺かれた夜 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハンサムな彼は、軽蔑もあらわに言い放った。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」そしてソフィーが抵抗するのも構わず、むりやり車に乗せた。
内容(「MARC」データベースより)
住む家を失い、友人宅へと雨の中を歩いていたソフィー。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。車から降りてきた人物は、かつて愛し、裏切られた男性エットーレだった。彼はソフィーをむりやり車に乗せ…。
悪魔と乙女 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
プルーデンスがゴシック小説を書き始めたのは、ウルフィンガー館のたたずまいに想像力を刺激されたからだ。断崖絶壁に建つかつての大修道院は、今は訪れる人もない。あの荒れ果てた館の中に入れたら、構想も浮かぶのに…。だが、チャンスはある日突然やってきた。館の持ち主レイヴンスカー伯爵が、この地を訪れたのだ。稲光に照らされる黒い馬車、蹄を鳴らす黒馬、漆黒の髪の男。暗い空の下で、プルーデンスは彼を呆然と見つめた。“悪魔伯爵”だわ。作品の主人公にぴったり。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シモンズ,デボラ
日本では『狼を愛した姫君』でデビュー以来、ヒストリカルの分野でナンバーワンの人気を誇る作家。戦いのシーンもある中世の物語と、社交界が華やかなイギリス摂政時代の物語を描き分ける。米オハイオ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛と憎しみのギリシア (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で、彼だけがやさしくしてくれた。何年も前から、レイチェルはそんな彼に心を寄せるようになった。「心からお悔やみを申しあげるわ」レイチェルは思わず声をかけた。彼も、親しいマサイアスの死に打ちひしがれているように見えたからだ。だが、こちらに向けられたセバスチャンの冷たい目を見て息をのんだ。
内容(「MARC」データベースより)
両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。
淑女と娼婦 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ姉の頼みを聞き入れてしまったのだろう?ルシールはしきりに後悔していた。双子の姉になりすましてある屋敷に滞在するという計画は、短い期間とはいえ、あまりにも無謀だった。二人は顔立ちはそっくりだが、性格もふるまいも違う。何しろわたしは学問好きの地味な教師で、姉は社交界に名を馳せる高級娼婦なのだから。さまざまな厄介ごとが起こるのも当然だ。そのうえ家主の伯爵が、愛人になれと言い出すなんて。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コーニック,ニコラ
英国はヨークシャー生まれ。詩人である祖父の影響を受け、幼いころから歴史小説を読みふけり、ロンドン大学でも歴史を専攻した。その知識をヒストリカル小説の執筆に存分に生かし、英国摂政期の華麗なロマンスで人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)